漢方薬298種類は厚生労働省が認めた天然由来の生薬の組み合わせでできている。
生薬製剤は合成薬が配合されていることもあります。
また、漢方薬の処方名は一般名であり、たとえば葛根湯はどのメーカーでも同じ名前ですが、生薬製剤はメーカーが命名した独自の製品名です→求心、太田胃酸等
●草花の名前でイヌと付くものは役に立たないという意味です→イヌショウマ、
⚫︎サラシナショウマの根茎が生薬ショウマ→ 解熱、発汗、解毒作用があり、じんましんの初期症状などに効果的。
⚫︎ナンテンの果実の部分は咳を止める→南天のど飴。アレルギー性疾患治療剤のトラニラストにも利用されています。
⚫︎イノコヅチ根を漢方では牛膝(ゴシツ)通経、利尿、関節炎や腰痛に。
⚫︎漢方の丸剤のコーティングに、アオキの樹液が使われた。
⚫︎ジャノヒゲの根がこぶ状にふくらんだ部分をとり、日干しにしたものを麦門冬(バクモンドウ)空咳や痰が切れにくい咳、気管支炎などに効果があります。
⚫︎松の根から五苓散(ゴレイサン)、茯苓(ブクリョウ)→頭痛、二日酔い。
⚫︎山桜の皮から桜皮(オウヒ)→ 排膿、解毒などの効能があり、湿疹や蕁麻疹などに用いられる。
⚫︎ダイコンソウは根を含む全草を干し乾燥したものをスイヨウバイ(水楊梅)解毒作用